今年で３回目の参加となるLIVING ART IN TOYAMA。自然豊かな富山市福沢で毎年開催されるこのアートイベントでは、来場者が様々な素材を実際に触り、ワークショップ形式でものづくりが体験できます。鳥居セメント工業は毎年ここで新作のプロダクトを発表させていただいています。今年はセメントでできたロの字型ボックス「マージンボックス」やトリイホワイト(鳥居セメントのオリジナル色)のテラゾをいろいろな角度でカットしたものなどをキャンバスにして、富山大学芸術文化学部の絵画コースの学生が様々な絵を描いてくれるコラボレーションプロダクトを発表し、会期中会場の至る所で展示することができました。また、「セメントって可愛い！」というタイトルでドーナツ型のカラフルなオブジェを作るワークショップを開催し、多くの方々に楽しんでいただきました。
　今年は新型コロナウイルスによる感染拡大という思いもよらない状況下ではありましたが、このイベントのプロデューサーの機転発案により、会期を伸ばして会場を分散させることによって密を防ぎ、新しい形でのイベント開催を成功させました。鳥居セメント工業でも、福沢の会場意外に2019年のオープンした自社のゲストハウス「サテラ」を利用して会期中に完全予約制のワークショップを開催しました。